ヘッド(ノーマル/スレッド)の調整をしました。

いつもお世話になっているSさんから「ハンドルが引っかかるような感じがする」と持ち込まれたのはBSモールトン。以前にフロントサスペンションをオーバーホールさせて頂いた車体です。ノーマル状態でも大変カッコいい自転車ですが、要所を抑えたさりげないカスタムが素敵な一台です。


実際にハンドルを切ってみると、毎回ではないもののカクッと抵抗を感じる箇所がありましたので、ヘッドの調整を含めてオーバーホールを始めます。

ちなみにヘッドの種類(規格)は、大きく分けてノーマル、アヘッド、ロープロ、インテグラルと4つあり、それぞれサイズも数種類づつあり、細かなものを含めると訳が分からない状態です!

今回のBSモールトンはノーマルタイプですので何の問題もありませんが、ワンのサイズが上下で異なっていますので、そこに収まっているボールリテーナー(ベアリング)のサイズも当然異なってくるのですが・・・。


ヘッド部(上側)の画像です。もちろん下側もやりますよ。
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↑上ワンを構成するパーツを専用の32mmレンチを使って取り外します。


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取り外したパーツは右奥からダストキャップ、ロックリング、ワッシャー、上玉押し、本来はここにボールリテーナーがあります。それと今回使用するデュラグリース。


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交換するつもりで用意していた新品のボールリテーナー。

上側:ノーマルサイズ(1インチ) 下側:オーバーサイズ(1-1/8)のつもりでいたのですが、実際に下側はスーパーオーバーサイズ(1-1/4)ということが判明! 調べてみるとこのサイズのボールリテーナーってなかなか見つからず、BSモールトン担当の方も補修部品なしとのこと!?

で、どうしようか迷いましたが、入っていたリテーナーまだ綺麗な状態でしたので、クリーニングして再度使用することに・・・。

※スーパーオーバーサイズ(1-1/4)のリテーナーどこにありますか?知っている方いましたら教えてくださ~い!


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正確にはこれが上ワン


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デュラグリースをたっぷりと・・・。


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こちらは綺麗にクリーニングした下玉押し(クラウンレースとも言う)

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こちらもグリースを塗ってヘッドパイプに挿入します。もちろんボールリテーナーをセットしてからですよ!


あとは、外した時と逆の手順で組みなおしていきます。

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最後の最重要工程!

上玉押しを締めすぎるとハンドルの動きがぎこちなくなり、緩すぎるとヘッドのガタつきになってしまいます。ちょうどいい締め加減のところでロックリングで確実に固定をして、出来上がりです。


bsmoulton_201710021155032db.jpg

さあ、スムーズに動作できるようになりました。


年数を経過した自転車でヘッドが緩んでガタつきのあるものが時々見られます。オーナー様が気が付いていない場合が結構ありますので、定期的な点検が必要ですね。地味なパーツですけど重要な役割を担っていますし、ハードに乗られる方は消耗品と考える方もいらっしゃいます。また、お洒落なカスタムパーツにもなりますので、気になった方はご相談ください!


お問い合わせは

ミヤジマ石油 サイクル事業部
〒416-0945 静岡県富士市宮島272-2

TEL:0545-61-3458 

定番ですが、HELIOS 11速カスタム

人気フレームの軽量ヘリオス。教科書のような11速カスタムをしました。

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今回使用するパーツは以下の通り。

・シフター:SL-RS700

・Rディレーラー:RD-5800L-SS

・Rカセット:CS-5800(11-28T)

・チェーン:CN-HG601


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左側の2枚の画像は、デフォルトのRカセットとチェーンテンショナー。

これらを右の2枚の画像のスプロケとディレーラーに入替えをします。

軽量モデルなので、念のためどれくらい重くなるか量ってみました。

Rディレーラー(テンショナー):110g→229g=119g

Rスプロケ:52g→271g=219g

チェーン:252g→242g=-10g

シフター:123g(ワイヤー含む)       合計:451g増加

 

今回のカスタムはここまでですが、更なる軽量化も可能です。

 皆さんの参考になれば・・・。

・シートポスト(FFR アルミ製):562g→310g=-252g

・タイヤ2本(パナレーサーMinits lite):468g→358g=-110g

・ハンドルバー(カーボン製):215g→111g=-104g

 これで合計:-466g 11速カスタムの重量増加分はクリアー!

その他に、サドルやブレーキレバー、クランクセット、BB等まだまだ軽量化が可能です!チャレンジャー大募集致します。


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シフター:SL-RS700


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スッキリとまとまったリア駆動系 シマノ105


helios11S.jpg

全体像です。 やっぱりこのフレームはカッコいいですね!


2018年モデルではラインナップからなくなっていますが、当店にはまだ在庫があります!カスタムベースにいかがですか?

詳しくはこちら → 2017年 Helios


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ボードウォークD7 高速化カスタム with Shimano Capreo

「ボードウォークのデザインがとっても気に入っているんだけど、トップ側の走行性がもっと欲しいなぁ」というお客様のご要望により、小径車専用コンポーネント

 シマノ カプレオ【Shimano Capreo】

9スピード高速化カスタムをご提案しました。ちょうどお客様のご予算ともマッチしましたので、トップ9Tの高速化を楽しんで頂くように作業を始めます!


まず、組み替えに使用するパーツはこちら

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シフター、リアディレーラー、チェーンはSORAグレードで統一。


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手組ホイールはリム:ALEXRIMS DA16 24H ポリッシュ仕上げ


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リアハブはカプレオ互換 OLD130mm ポリッシュ仕上げ

いつもお世話になっている金澤輪業さんの例のやつです。本家カプレオより回転性も良く、控えめなラチェット音が僕は好きです。


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こちらはカプレオのカセット CS-HG70-S(9-26T)


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フロントハブもDAHON用74mm ポリッシュ仕上げ これも良く回ります!


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シフターはSL-R3000 9S フラットレバー

本当はシルバーが良かったけど9速用ってないんですよね。


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リアディレーラーはRD-R3000 SS 9S


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ついでに、ブレーキシューも変えてあります。綺麗なリムなので汚れが目立たないように“TIOGA 453CV”をインストール。小径リムにフィットする55mm幅で純正ブレーキの擦れる感がなく、ピタッと吸い付くような感覚です。  販売価格:1,080円(左右セット)

※55mm幅なのでロード用のパットも使えますし、当店で取り扱い中のカーボンバトンホイールをVブレーキで制動させる場合には、このカートリッジに付属のカーボンパッドを装着できます!



本来の目的の高速化が達成できたのはもちろん、リムをDA16に変更したため足回りの強化にもなり、ポリッシュ仕上げのホイールがとってもカッコよく決まりました!!

まるで別のモデルのような輝きで、オーナー様にも大変満足して頂けました!



ガーン!!!

完成した写真を撮るの忘れた!

N様、カッコいい写真を送って下さいませんか?



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OX PECO 11速カスタム

走れてカワイイOXエンジニアリング PECOを11速にカスタムしました。

最近問い合わせが多い Shimano Alfine SG-S700(アルフィーネ)です。

皆さんご存じかとは思いますが、ほぼメンテナンスフリーの内装11段変速で止まった状態でも変速が可能です。ストップ&ゴーの多い街乗りにはもってこいですね! しかも409%の幅広~いギア比(0.527~2.125)なので、トップではより高速走行が、ローではより軽い走りが可能です。「アップダウンの多い観光地を巡りたい」というオーナー様の期待に十分応えられると思います!


使用する予定のパーツは以下の通り。

(実際にはチェーンとテンショナーは使いませんでした)

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シマノのディスクブレーキはセンターロックタイプなので PECO に使われている6穴ボルトタイプには「ディスクローターアダプター」を使います。(画像上2枚)

また、内装変速機の場合ハブ軸の廻り止めワッシャーも必要ですが、OXエンジニアリングさんでAlfine用エンドバーツとして用意があります。このパーツにはチェーン引き調整のネジがありますが、調整がかなり面倒ですし、チェーンが伸びたら再度調整が必要です。あきらめてテンショナーを使った方が楽かもしれません…。(画像下2枚)

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暗くなってしまった下の画像は、車体にリアホイールを組み込んだ状態と11速シフターです。

24Hのリムに36Hのハブをラジアルで組んでいますが、耐久性についても実績がありますので問題はないと思います。それにしてもこの長さのスポークはかわいいですね。よく見てください!実はバテッドスポークなんですよ。

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HORIZE マッドガード&リアキャリア 本来は装着不可ですが…。

2017年モデルのDAHON HORIZE【ホライズ】は装着タイヤが太く(サイズ:20x2.00)なり、見た目の迫力はもちろん、走行時のクッション性と安定感も増して街乗り仕様としては最強の組み合わせになりました。

が、そのタイヤサイズ故、十分なクリアランスが確保できないので純正のマットガードの装着は不可となっています。さらに特殊なフレーム形状のため、リアキャリアの装着も不可となっていました。


今回はお客様のご要望で、その2点を同時に取り付けるカスタムを致しました。

リア側ついてオリジナルで取付ベース(下記画像の黒い三角形)を製作してディスクブレーキ取付台座に固定しマッドガードのステー長を調整しました。

フロント側はマッドガードのステーをフロントフォークの内(タイヤ)側からネジ止めします。付属のレンチ締めのネジではタイヤに干渉してしまう場合があるので、注意が必要です。

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綺麗にまとまったマッドガードとリアキャリア。


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マッドガードよりタイヤの方が太さがあります(笑

クリアランスは少ないですが、ビシッと決まっていますよ!


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全体像を見てみても純正のように違和感なく装着できました。

ディスクブレーキカスタムと同時には装着できません。


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